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511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 09 56 43.27 ID GaHPWcsNO 京介「(カチャ)ただいまー」 桐乃「おかえり!! 京介「うわびっくりした!お前なに玄関で待ち構えてんの!?」 桐乃「いいじゃんそんなん!!ねねそんな事より、今日はキスの日なんだって!知ってた!?ねーねー知ってた!?」 京介「あ、ああ。昨日そんなん聞いたような…」 桐乃「やばいよねー。超やばいよねー。特にシスコンの兄貴がいる家庭はやばいよねー」 京介「?なんだかよくわからんが、ほれ」 桐乃「ん?」 京介「帰りに買ってきた。お袋に渡しといてくれ」 桐乃「…なにこれ?」 京介「なにって、キスだよ鱚」 桐乃「へ?」 京介「しかし大仰だよな『鱚の日』なんてよ。大方旬だとかなんとかなんだろうが迷惑な話だ」 桐乃「…」 京介「学校帰りの学生に買わせるなっての」 桐乃「…えーえーわかってましたよ。こいつだし。せいぜいこんなオチだと…」 京介「あ、桐乃」 桐乃「なによっ!?」 京介「(ちゅー)ぷは。わり。ただいまのチュウ忘れてた」 桐乃「!!?///」 ----------
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506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 16 22 06.44 ID cVlHG9BLO 桐乃「あぁーーーもう!全っ然発送されないんですケド!!なんで未だに出荷準備中にすらなってないわけ!?」 京介「しゃーねーだろ、大人しく待っとけって」 桐乃「うー。今回の特典は桐京好きなら絶対に買わなきゃいけないってゆーから超期待してたのにぃ…」 京介「ったく。ほら、ゲームでもして一緒にのんびり待とうぜ?」 桐乃「…ん、分かった。じゃあほら、画面小さいんだからもっとくっ付いてよ」ズイッ 京介「へいへい」ミッチャク ----
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65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/21(月) 18 57 12.24 ID t3Q3vPHS0 [2/2] ぬ~べ~はトラウマレベルの怖い話がいっぱいあったなぁ。 桐乃「今日怖い噂を聞いちゃって眠れないの……」 京介「怖い噂?」 桐乃「うん。 聞いたら三日以内に夢に出てきて、答えを間違えると攫われちゃうってやつ」 京介「俺が中学生の時にも流行ってたなぁ。 ただのでまかせだとは思うが、桐乃のことが心配だな。 仕方がない、いっしょに寝るか」 桐乃「ありがと。 ……ごめんね」 京介「いいってことよ」 ・・・その夜・・・ 桐乃「すーすー きょうすけぇ……」 京介「んん…… きりのぉ……」 ???「ククク……グッスリ寝てやがる…… これから読モの丸顔をたっぷりと堪能してやるぜ。 おっと、その前に定例の質問をしなきゃな。 『おまえは、よだそうか?』」 ???「いいえ、あなたこそヨダソウです」ゴゴゴゴゴゴ ヨダソウ「な、き……貴様は!?」 ???「あなたが変な噂を流すから、桐乃がお兄さんと一緒に眠ることになったじゃありませんか。 あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね。 桐乃を『攫おう』とするという事は、 逆に『始末』されるかもしれないという危険を、常に『覚悟して来ている人』というわけですよね……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ ヨダソウ「た、助け……」 ???「いいえ、ダメです♪」 ヨダソウ「ギャァァァァ!」 ・・・次の日の朝・・・ 桐乃「おはよう」 京介「おはよう。 やっぱり何もなかったな」 桐乃「そうだね。まあ、ヨダソウだし。 ……でも、後二日あるから、ちゃんと最後まで責任とってよね!」 -------------
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632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 19 44.14 ID m+siCc9wO [3/3] 不意に京介と二人っきりになって、京介と喋りたいけど、 これといった話題が思い付かずに一人で悶々とする桐乃が見たい それで、京介の振ってきた話題に物凄い勢いで食らい付くと 635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 33 54.01 ID Ireulyd3P [9/12] 京介「おい、しゃ○れよ」 639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 40 58.37 ID J0PEo7TMO [2/4] 635 桐乃「キモッ!キモッ!キモッ! いくらあたしみたいに可愛い妹だからってキモすぎる!!シスコンこじらせて変態になったの!」 桐乃「……でもでも、あ、あたしの事好きなら……う、浮気しないんなら……してあげても、いいカモ、なんて……」 640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 43 47.59 ID Eb702Zw00 [4/5] 639 桐乃さん、それ「しゃべれ」やで エロゲーのやり過ぎとちゃいまっか 644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 50 33.42 ID J0PEo7TMO [3/4] 640 桐乃 カオマッカ プルプルプル… 桐乃「そ、そんなのトーゼン知ってたっつーの!こ、このあたしが気付かないワケないでしょっ!!あんたの冗談にのってあげただけ!」 645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 22 52 47.29 ID 0ALqxV9/0 [1/5] 644 何だと思ったのか、京介の前で言ってごらん? -------------
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816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/26(土) 12 12 37.79 ID AIMzCsF20 [1/2] 811 こうですか? 朝 京介「……くかー……」 ――ソンナーヤサーシークーシナイデー―― 京介「……んあ? 誰だよこんな朝っぱらから……ってこの着信は桐乃か。(ピッ)はいもしもし?」 桐乃『やっと出たわね。遅いわよ馬鹿兄貴』 京介「馬鹿はどっちだ。今まで寝てたんだぞ俺は。すぐになんか出られるかよ」 桐乃『あんただったら、たとえノンレム睡眠からでもワンコールで出れるでしょうが』 京介「俺を何だと思ってやがる』 桐乃『関東不敗マスターシスコン』 京介「なんか凄い称号付けられてる!?」 桐乃『そのままシスコン極めたら、東西南北中央不敗に格上げしてあげるけど?』 京介「いらんわそんな今川チックなトンデモ称号! ってかそもそも何の用だよ?」 桐乃『用がなければ電話しちゃいけないの?』 京介「いや、そんなことはねーけどよ……」 桐乃『今「可愛い妹からのラブコールなら24時間年中無休でウェルカムだぜ!」って心の声が聞こえたけど?』 京介「そ、そそそそそそんなこと考えるか!」 桐乃『あ、どもってる。図星だったんだ。キモイキモイ、このシスコンマジキモーイ。キャハハ!』 京介「くっ、この……! ……ったく、朝から随分とご機嫌だな? 修学旅行、そんなに楽しいか?」 桐乃『別に、修学旅行がそこまで楽しいってわけじゃないけど』 京介「へぇ。じゃあ、旅行以外で何かいいことでもあったのか?」 桐乃『んー、特に何もないかな。『いつも通り』だけど?』 京介「なんか要領を得ないな」 桐乃『いいのよわからなくて。本当になんでもないことだから』 京介「へいへい、そーゆーもんかよ。……ああ、そうそう桐乃」 桐乃『ん?』 京介「おはよう。モーニングコールあんがとな。バッチリ目が覚めたぜ」 桐乃『うん、おはよ。そしてどーいたしまして♪』 -------------
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38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 17 30 37.07 ID Had/pIA70 [5/7] 京介は桐乃の嗜好を受け入れたんだから、桐乃も京介の嗜好を受け入れるべき。 桐乃「というわけで、あんたの性癖も認めてあげるから。 だからあんたの好きな眼鏡のタイプ教えて」 京介「・・・教えたらどうするんだよ」 桐乃「二人きりのときなら、眼鏡をかけてあげる」 京介「・・・教えねえ。それに、誰の前でもかけさせねえ」 桐乃「はぁ?せっかくあたしが眼鏡をかけてあげるって言ってんのに。 あんたの好みに合わせるなんて、もう二度とないかもよ?」 京介「・・・べつに好みじゃねえし」 桐乃「何言ってんの?あんたの好みなんてリサーチ済みなんだから。 いまさら言い逃れなんてできないし」 京介「リサーチ済み?」 桐乃「お、お母さんが調べたの! それで、どうしてなの?理由ぐらい教えなさいよ」 京介(桐乃が俺のために眼鏡かけてくれるって、それ性的な対象として見ろってことだろ? それがイヤなんて口が裂けても言えねえ。 他のヤツにもそう見られたくないなんて、あやせに刺されても言えねえ) 京介「・・・・・・おまえに似合わないからだよ」 プイッ 桐乃「ふ~ん。まぁいい。納得してあげる。 あたしも眼鏡かけるの嫌いだし。 じゃあ、何で眼鏡が好きなのかくらい聞かせてよ」 桐乃(やっぱり地味子がかけてるから?) 京介「・・・・・・よく覚えてねえんだけどよ、 ずっとむかし眼鏡をかけたすっごい可愛い子と会ってさ、 そのときは似合ってないって言っちまったんだけど、妙に眼鏡が頭に残ってな。 気がついたらこうなってた」 桐乃「・・・・・・あ」 京介「どうかしたのか?」 桐乃「~~~!! なんでもない!あんたはもう出てけ!」 京介「何なんだ一体・・・」 バタン ・・・・・・ 『ねぇお兄ちゃん。にあってる?』 『~~~!! 桐乃にはにあわねえ!二度とかけんな!』 『ふんだ!メガネなんてだいきらい!』 ・・・・・・ 桐乃「・・・・・・バカ」 -------------
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103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 20 47 08.94 ID egbbvkyJ0 [1/3] ttp //www.oreimo-anime.com/package/img/package08.jpg BD8巻ジャケットイラスト やっぱり最後はこの2人だよね 106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 20 50 10.11 ID YwEtsQ5q0 [2/4] 103 やっぱりマタニティドレスにしか見えない がんばれ京介 120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 02 19.76 ID GXnsDyCF0 [18/22] 原作の表紙は京介と桐乃というルールがあるみたいだけど アニメの方は自由らしいからな 自由だから全員いる可能性もありえたけど 京介と桐乃2人ってのは素直にうれしいね♪ しかし 103のきりりんって妊婦さんに見えるのは俺だけか? 121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 03 59.16 ID O6+PzU930 [2/4] 皆がマタニティマタニティ言うから、 学生結婚した二人にしか見えなくなって来た 124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 06 03.98 ID 88/waRvu0 [6/12] ダメだwもうマタニティドレスにしか見えないw 謎ジャンプじゃなくて本当に良かったw 125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 06 51.20 ID YfOQMof3O [12/16] 120 あの服装はきりりんが妊娠してるように見えるよねw 126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 07 01.99 ID vS8YDGr30 [7/9] 俺もマタニティドレスにしか見えなくなってきたwww 138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 24 48.23 ID Uw5NMeNaO [2/3] アメリカで不調だったのは妊娠してたせいだったんだよ! 141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 29 08.97 ID gn8qMJxr0 [1/3] 103 桐乃のほんのりと上目遣いな表情がツボだ・・・ 良い子を産むんだぞ 151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21 41 39.19 ID MWSZaH9E0 [5/7] あやせにBD8巻の表紙見られたら大変な事になるな… 168 名前:あやか[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 22 12 37.56 ID rkXLUENeO [4/5] 私がまいた種 177 名前:あやか[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 22 28 48.99 ID rkXLUENeO [5/5] 168では気が動転して未完成の文章を投稿してしまいました。 皆さんがおっしゃるように桐乃は確かに妊娠してるように見えます。 でもあれは違うんです。桐乃とお兄さんの子ではないんです。 つまりですね、何が言いたいかと言えば お兄さんとわたしの間に授かる子供を、桐乃が代理出産してくれるんです。 これなら無理のない解釈が… くぅ…やっぱり変態お兄さんとでは、想像懐妊すら私には無理でした… とりあえず今度の休みは山中諏訪神社に桐乃の為にお守りを買いに行こうと思います。 お兄さんの、バカヤローー -------------
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216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 09 08.37 ID VrwULgBP0 アニメじゃグッドじゃないとだけ言われてて、バッドかノーマルかは分からなかった気が にしても9話、壁越しに声を聞かれた時、きりりんが録音したのかって怒ってるけど、 件のipodには昔の京介の声が録音されてる気がしてならないw 217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 25 11.11 ID xYTie8MF0 216 京介が自分を応援している声とかだったら目頭が熱くなるな… 218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 26 43.39 ID 2NeDfdW80 PSPで或る程度ねたばれしてたし 2巻ラストのVSあやせのときの「俺は妹のことが大好きだああああ!」が録音されているが大本命 220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 42 18.83 ID lq3yngFr0 218 本命ってそうだったのか 子供の頃の「僕大きくなったら桐乃をお嫁さんにする!」みたいな宣言が入ってるのかと妄想してた 221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 43 54.17 ID +ROldSk/0 留学で京介が桐乃に泣きながら告白するシーンは 録音するべき 222 :【SS】自立可動式ネコミミ:2011/06/18(土) 18 45 53.64 ID IaRcW5Kt0 いやいや、兄貴の声が録音されてるとは限らない。 京介への気持ちの吐露とか、告白の練習メッセージが15時間ぐらい録音されてるやも知れぬ。 226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18 53 49.24 ID xYTie8MF0 222 2828 それを手違いで京介に聞かれそうになるっていう話はどうでしょう? 227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19 05 28.58 ID iTDzr/MdO 222 俺もそう思ってた 「〇月×日、今日も兄貴と喋れなかった。何かきっかけがあれば。 でも、きっかけがあっても本当にしゃべれるのかな?」 とか日記風の独白みたいのが 230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19 09 35.82 ID IaRcW5Kt0 226 「桐乃すまねぇ、お前のipod聞いちまった」 「!!! ・・・そ、それでどう思った?」 「・・・とても受け入れられねぇよ・・・」 「え? ・・・そうか、駄目なんだ・・・ ぅぅ・・・ぐす・・・」 「当たり前だろうが・・・ 相手が誰だかしらねぇけどよ、延々5時間も 『あんたが好き!』『大好き!』『愛してる!』 とか言いやがってよ・・・ お前の気持ちがすっごく伝わってきて、頭が変になりそうだったぜ・・・」 「あれ? 相手が誰だか分からなかったの?」 「だって『あんた』としか言ってなかったからな」 「そ、そうだったんだ(よかった・・・録音でも最中恥ずかしくて『京介』って呼ばないで・・・)」 「桐乃の気持ちはよくわかった。 だがな、桐乃がそいつを想う気持ちより、俺が桐乃を想う気持ちの方が何倍も大きいんだよ!」 「え?」 「いいか?一度しか言わないからな! 俺は桐乃が―」 -7時間経過- 「どうだ!分かったか!」 「う、うん。分かったよ/// とってもうれしい///」 「そ、そうか。それは良かった」 「ところでさ、京介・・・」 「なんだ?」 「今の、全部録音してたんだけど」 「・・・は?」 「これは記念にもらっておくから、代わりに今度あたしの『気持ち』をプレゼントしてあげるね!」 -------------
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305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/16(日) 23 09 37.18 ID Y2C0zwde0 SS『こないの』※桐,京,あ 桐乃とお兄さんの二人暮らしが始まって、4ヶ月が経ちました。 今日は久しぶりに二人のアパートにお邪魔してます。 お邪魔してるのですけど・・・ 「あっ、京介、口の周りにごはんつぶ付いてるよ」 「おっ、そうだな」 『そうだな』じゃありません・・・ わたしは見ていました。 お兄さんがわざわざごはんつぶを口の周りにつけたのを。 「そ、それじゃ、仕方ないよね。 あやせの前だし、ちょっと恥ずかしいケド・・・」 そう言うなり、桐乃はまるでそうする事が自然であるかのように、 ごはんつぶを舐め取るのにかこつけて、お兄さんの口にキスをします。 「んっ・・・ちょっ・・・舌っ・・・」 お兄さんも、早速桐乃の口の中に舌を差し入れて、 そのまま二人で一心不乱にむしゃぶりつきます。 ・・・でも、もうさっきから何度となく繰り返された光景です・・・ まず、インターホン越しに、水音が聞こえてきたのが悪い意味で印象的でした。 出迎えも、二人で手を繋ぎながらでした。 そして、わたしが荷物を置いたと思ったら、早速ディープキスです。 お話してる最中も、何度も何度も・・・ 夕食の買出しの時も、ずっと手を繋いでいましたし、 お店でも、道路でも、辺り構わず何度もキスを繰り返すんです!!! ・・・そして、今。夕食の、この時間でも・・・ 本音を言ってしまえば、すぐにでも加奈子を埋めて、お兄さんもブチ殺したいところです。 でも、桐乃とお兄さんの関係を認めてしまった以上、わたしにはどうしようもないじゃないですかっ! それに、わたしが見た限りでは、その・・・ 『幸せ家族計画』みたいなものは置いてないようです。 とりあえずは桐乃にいかがわしい事はしてないのでしょうか? そう考えると、キスくらいなら愛情表現として我慢しないと・・・ 「満足できた?」 「ああ、ちょっとだけ」 わたしがこんなに悩んでいるのをよそ目に、二人の『じゅーでん』はやっと終わりを告げました。 多分、こんなに『じゅーでん』が必要なのは、何度も何度も過充電を繰り返したのが原因だと思います。 そして、一度ダメになったバッテリーの容量って、二度と元には戻らないのですよね・・・ そう思うと、今後の二人がとても心配になってきます。 それはともかく、せっかくのチャンスです。 ここで話題をなんとか作らないと・・・! 「それにしても、桐乃。料理が上手になったよね」 「そ、そう!?」 「ほんとほんと。たぶん、わたしや加奈子より上手かも!」 「そうだな。本当におまえのメシは美味くなったぞ」 お兄さんに褒められて、ほんと、桐乃、嬉しそう。 料理の一番のスパイスは『愛情』というのは、 もしかすると、こういう意味なのかもしれないです。 「思いかえすと、はじめは本当に酷かったよな」 「う、うん・・・」 ちょっと恥ずかしそうな桐乃ですけど、 これだけはお兄さんの言ってる事が正しいです・・・ 「で、でも!本当に酷かったのは、はじめの一週間くらいじゃん!」 「そ、そうだったか?」 なんか、こういう時の―――お兄さんに甘えてる時の――― 桐乃は、いつもとはまるで違って、本当に子供っぽい。 わたしにも妹がいたら、こんな感じだったのかなって思えちゃいます。 「はじめのっ・・・そのっ、炭化しちゃったキャベツは・・・ さすがにあたしも大失敗だってわかってるし!」 「次の日はボヤ騒ぎも起こしたよな?」 桐乃・・・やっぱり、炭化物を作ってたんだ・・・ あの時のバレンタインチョコを思い出して、つい噴き出しそうになってしまいます。 「あ、あれはっ、あんたが料理中にキスをせがんでくるからいけないんでしょ!」 「だってよ?おまえの裸エプロン姿だぜ?キスぐらいしたくなるっていうか―――」 「お、おおおおお、お兄さんっ!?」 わたしはお兄さんの発言の中に、聞き捨てならない単語を聞き取りました。 「はっ、裸エプロンってどういうことですかっ!?」 「いきなりどうしたんだ?あやせ?裸エプロンは裸エプロンだろ?」 「妹が料理をする時の標準装備だよねー?」 キョトンとして何が不味いのかも理解してない桐乃とお兄さん・・・ 二人の言動からはいかがわしい物は感じられませんけど・・・ 「まあ、それはともかくよ。次の週だって、調味料がむちゃくちゃだったろ?」 「だ、だって、大さじとか言われたってわかんなかったし!」 「いや、そもそも塩と砂糖から間違ってなかったか?」 「だって!あんたがキスしてくるからっ!手元が狂っただけだもん!」 ・・・はあ・・・もうおなかいっぱいです。 「本当に、仲がいいんですね」 「あ、あったりまえじゃん!」 「ま、まあな」 「本当に、楽しそう」 「桐乃と一緒だからな」 「京介と一緒だもん」 桐乃とお兄さん。 ふたりの暮らしぶりを聞いていると、 ちょっと胸焼け気味ですけど、なんだかわたしも元気を貰える気がしてきます。 「ちょっと騒がしいけど、わたしもこんな生活にあこがれるなあ」 「そ、そうか?」 「はぁ?『そうか?』ってどういうことよ?」 「いや、騒がしいのはおまえが原因だからともかく、あやせが騒がしいのにあこg―――」 「ちょ、ちょっと!何言ってんのよ! た、たしかにあたしが原因の事もあるけど、あんたも原因でしょっ!?」 ほら。 ケンカしてるのに、すごく楽しそう。 わたしの周りにもたくさんの人―――家族、友人、仲間、ライバル、そのほかにもたくさん―――が居るけど、 こんなに深く繋がってる人は、見たことがない。 わたしと親友達の繋がりでは、とてもかないっこない。 仕事仲間との信頼関係も、まるで異質なものです。 わたしがお父さんとお母さんに感じている繋がりよりもきっと重い。 お父さんとお母さんでも、たぶん、桐乃とお兄さんの繋がりには負けてしまう。 だから、わたしは二人を見続けていきたいのです。 いつか、わたしも、こんな関係を持つ事のできる人になれるように・・・ 「待て待てっ!いつ俺が騒ぎの原因になった!?」 「先週!」 「先週って・・・あーーーアレかっ!!!」 ・・・そういえば桐乃たち、ヒートアップしてますけど一体何の話でしょう? 「大体な、アレはおまえが『こないの』とか言うからっ!」 「ばっ、馬鹿じゃん!だからっていきなり病院に問答無用で連れて行くとかっ!」 「仕方ねーだろっ!『こないの』とか言われて思いつくことなんて一つしかねーだろっ!」 ・・・・・・・・・ 「つかな、ただエロゲーがこなかっただけ―――」 「お・に・い・さ・ん」 自分でも分かります。 でも、当然です。 わたしは今、悪鬼の形相をしています。 「なんで、『こないの』で、病院に連れて行かなきゃいけないと考えたのか・・・ 教えていただきます、ね」 End. ----------
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395 【SS】父の日の夕食 2012/06/17(日) 23 06 52.35 ID bzD+hXBY0 [2/2回発言] 桐乃「ほら、あ~ん」 京介「お、おう。 あ、あ~ん」パク 桐乃「どう?」 京介「ああ、大分マシになったんじゃないか? 少なくても吐き出すくらいじゃないな」 桐乃「は? 随分偉そうだね。 そういうあんたの作った春巻きはどうなの?」 京介「食ってみるか? ほい、あ~ん」 桐乃「あ~ん」パク 桐乃「……マズくない」 大介「……おい、二人とも。 どうして今日はそんなに仲が良いんだ」 京介「ああ、昨日の夜な……」 ・・・・・・ 大介「なあ、母さん」 佳乃「なあに?」 大介「最近の京介と桐乃のこと、どう思う」 佳乃「そうねぇ、去年より良くなってるのはわかるんだけど、なんと言うか…… ちょっとどうにかならないかしらねぇ」 大介「やはりおまえもそう思うか…… だが俺たちが口出ししても、あるいは逆効果かも知れん」 佳乃「そうなのよね。 どうにか二人とも自分達で気づいてくれないかしら」 京介「…………」 桐乃「…………」 ・・・・・・ 大介「二人とも、聞いていたのか」 京介「おう。 それで二人で話し合ってな」 桐乃「今日は父の日だし、いつものお礼をこめて、二人で夕ご飯を作りつつ、 もうあたし達はお父さんとお母さんが心配しなくてもいいくらい仲が良いんだって所を見せようと思ったの」 京介「ちょっと前まで親父とお袋に心配かけさせちまってたからな。 でもこれからはもっと仲良くなるし、心配しなくてもいいんだぜ」 大介「そ、そうか」 大介(俺が心配なのは二人が仲が良すぎることなんだが……) 桐乃「京介、あたしよりも料理できるみたいだし、専業主夫になったら? あたしがあんたの分も稼ぐからさ」 京介「……勘弁してくれ。 俺はヒモになる気はねえよ」 大介(とても言い出せん) 桐乃「で、お父さん。 今日の夕飯はどう?」 京介「二人で仲良く頑張ったんだぜ」 大介「二人ともまだまだ精進が足りん。 だが……子供達の料理というのは、とてもいいものだな」ボソリ 大介(……今日のところは見逃してやるか) ----------